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19歳の時



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15回目の更新で15歳の時に影響を受けた 『傷だらけの天使』 、17回目の更新で2年後17歳の時に影響を受けた 『探偵物語』 そして十代最後の19回目の更新ではやはり19歳の時に影響を受けた影響シリーズの最終回を飾るのは 『俺たちは天使だ!』 です。ま、少しは大人になっていたので影響を受けたというよりは楽しんだという感覚のほうがしっくり来ます。しっくり来るがわかるだけでも、やはり影響を受けてるわけだから影響シリーズには間違いありません、しつこい。麻生探偵事務所の5人が主人公であって1人1人の個性がバラバラであってもいざという時にはCAP役の沖雅也さんがまとめて全員が活躍するドタバタ劇が若々しくて頼もしかった。毎回のストーリーも賑やかでとても明るい話がほとんど。撮影時の雰囲気も良さそうなまるでティームを感じさせるような作品でした。「傷天」も「探偵」もそしてこの「俺天」もみんな探偵事務所が舞台で共通しています。やはり19歳になってもこんな仕事してみたいなァと1回は思ったものです。まだまだ子供でしたね(笑)。


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第1話のサブタイトル「運が悪けりゃ死ぬだけさ」に始まって多くの見る若者を夢中にしたこのドラマ。CAP役沖雅也さんを中心にティーム5人全員が格好いい。なにしろ、ブーメランで敵をやっつけられる設定がホノボノしてて今考えると笑えます。劇中で使われるカマロも是非乗ってみたい車でしたね。



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006.gif実際思うのは、この素晴らしい「俺天」にも。17回目の更新でも語りましたが「探偵」の音楽を担当していたSHOGUNの存在なんです。このオープニングの主題歌も凄くいいですよね。これから楽しいことがありそうな?歌詞は真面目に捉えると恐ろしいけど(誰も死にたくないはずなので)ワクワクするような曲です。実際SHOGUNはいい曲残してます。

      
 SHOGUN『男達のメロディ』



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004.gif沖雅也さんは、「太陽にほえろ」のスコッチ刑事役で代表されるようにクールな正統派二枚目で語られることが多いと思います。しかしベストキャラクターは、この「俺天」のCAP役だと僕は思っています。三枚目だけれど実は統率力があって決める時は決める、見事に他の4人をまとめて大活躍。あとこの作品で思うのは、CAP役沖さんほど蝶ネクタイが似合う日本人はいない!普通は七五三の坊やみたいになっちゃうでしょ?!

『麻生探偵事務所全事件ファイル』







DARTS役、東京キッドブラザース出身の柴田恭平さんは当時凄い人気でしたね。一途で男らしいNAVI役の渡辺篤史さん。JUN役は神田正樹さん、パシリにも思える役がちょっと可愛くて憎めない。野郎どもを尻目に1人知恵の輪をこねてたり、推理小説を読むヒロインの姿が素敵だったYUKO役の多岐川裕美さん。


何かの番組でインタビューされていた多岐川さんは「これからはまたコメディドラマに出たい」と答えてました。すぐにうかんだのが「俺天」。多岐川さんの中でも、このドラマは宝物のような作品だったのでは?と思います。とても嬉しい気分になりましたよ、僕は今も昔も俺天ファンですからね多岐川さん。お茶目で可愛くて楽しいコメディドラマがまた見れたらいいなと思っています。


CAP役は生前の沖雅也さんが大変気に入っていた役で、遺書にも自分の遺影には「俺天」のものを使って欲しいと書かれていたという噂があったほど。沖さんがこの世にいないのは本当に寂しいことです。この「俺たちは天使だ!」で全てのサブタイトルに~運が悪けりゃ~とついていますが、最終回だけは「運が良ければ別れも愉し」というサブタイトルでした。残念なことですが、沖雅也さんとも命、人、モノ、仕事その他愛しいもの全て、誰でもが別れる時なんか絶対に愉しくなんかありません。我々、人間はそんなに強くない。だから後悔しないように精一杯生きなきゃ。それでも別れる時が来るのだから。


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PS  先日2012.6.18OAの月曜ドラマ『世田谷駐在刑事』・・・その土地に住み、地域に密着して住民の安全を守る「駐在」。そんな身近な警察官・小林健(たけし)を、意外にも“Vシネマの帝王”とも呼ばれる哀川翔が演じる新シリーズ。『このドラマの「オニコバ」は、本来いて欲しい駐在さんの姿。人と人とのコミュニケーションや意思の疎通を忘れてはいけないというメッセージを伝えていきたいですね。』と本人は言う。弾丸の飛び交う中を警棒1本で立ち回るドラマの後半はアクションもストーリーもシリアスで面白かった。

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学生時代ASと2人で原宿に出かけた。表参道で会った多岐川裕美さんは、やっぱり女優オーラがとき放たれていて、それはキレイだった。僕とASは、間違いなくミーハーですぐに握手をしてもらった。よく人には、鉄人の記憶力は凄いと言われることがある。実はASも僕以上に鋭い記憶力の持ち主、超人的である。今までも何度も驚かされたことがある。『原宿で会った多岐川さんのこと覚えてるかい?』とASに尋ねたら『もちろん、打ち上げの時にそのことを多岐川さんに話したよ!』という言葉が返ってきた。共通の懐かしい思い出の1つだ。
by tetujin2011 | 2012-02-25 23:51 | 自分航海
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