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NANA・・・




NANA・・・_a0241725_21452029.jpg                             NANA・・・


ナナ役の中島美嘉とハチ役の宮崎あおいが主演した2005年公開の映画。レイラ役の伊藤由奈もこの作品をきっかけにブレイクした。映画ランキングで初登場で堂々の1位には後から驚いた。最終的な観客動員数は、瞬間的に300万人を超えて、社会現象を起こす大ヒットとなった凄い映画なんだな。ただ、若い人が見て話題に上がる話題先行型の作品なのかと思って公開当初は全く興味がなかったんで、観に行きましたなんて言えないんだけど・・・2.3年してからDVDで借りてみたら、いい映画・・・観てない人は是非観てちょうだい!


原作者の矢沢あいに心酔してるファンが多いのも頷ける、自分のようなオジサンでも懐かしくて、ちょっと切なくて、胸がキュンとなるような、そうそう!と思ったり、可愛い、愛しい、可哀そうと思ったり・・・難しい理屈なんて抜きで観たら、若いとか痛いとか、ガキだとかバカバカしいとか・・・絶対若者だったあの頃のあの年頃の懐かしく、一生懸命だった自分を思い出すよ。自分のことより友達のこと考えて、夢に恋して夢を追いかけて二人の主人公が画面いっぱい青春してくれちゃうから、観てて恥ずかしくなるシーンもきっと多いだろうなあ?なんて思いながら観ても・・・実際はそうでもなかった、オジサンが観てもジ~ンと来ちゃう映画。もう、眩しく思いながら4回は観てるかも?!






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全然違う全く異なるタイプの主人公二人の「ナナ」、その熱い友情が愛しいですよ。お互いを思いやる気持ちっていうのは、いつ!どんな!時代でも普遍で、特に若い時の出会いは貴重なもの、これから先の自分の人生に必要とか不必要とか考えなくても必ず答えが出る、今自分の周りにいる友達はやっぱり好きだから、付き合えてる人種なのだとつくづく思う。「人は産まれた瞬間から死に向かって旅をする」・・・なんてことを誰かが言っていたけど、その旅してる途中でいろいろな出会いと別れを経験しますね本当に。今の自分を語る時に、必要だった出会いと別れだったんですよ間違いなく。



冒頭のシーン、宮崎あおいは先に上京してた自分の彼氏を追いかけて新幹線に乗り込む。空いてる席を探して座ったら、隣にいたのは音楽で成功したいと臨んで上京する、同じ名前のナナ、これが中島美嘉。同年代の2人が仲良くなるのに時間はかからず意気投合、東京で別れる。その後暫くして、二人は部屋探しの現場で偶然の再会、ならば一緒に生活しようということに・・・というような感じ。こういう、シーンは好きなんですよ、映画だからだけどね、特に電車なんかに乗って目指す東京に向かう二人の偶然の出会いに拍手、そんでもって自分の住む部屋を決める時にもまた二度目の偶然やっぱり拍手・・・若いからね、でも現実にあったら絶対こうなる、互いに気に入った部屋なら。いろいろ、面倒臭いなんて考えないですね。そして、これからどんな物語になるんだろう?!・・・ってねワクワクするから好きなんですねこの場面が。まあ、映画だからですけど、二人が主人公だとわかってるからですけど。でも原作読んでないし、こうなるという予備知識もないからやっぱり東京に向かう時の電車で出会うシーンから部屋を決めるシーンまでは、ワクワクして好きな場面です。



相模大野の実家に帰ったのが、39歳だから僕も約20年くらいは1人暮らしだったり、2人暮らしだったり、あっ4人、6人暮らしというのもあったな(笑)。引越しは多かったです、自慢にならないけど。大久保、一の橋、三宿、高円寺、六本木、下北沢、都立大、芝公園、岡本、広尾、笹塚、荻窪、駒沢、大倉山、茅ヶ崎等々・・・ここまでは憶えてる、ははは懐かしい思い出だ。何故か?下町と呼ばれるところには彼女がいなくて、出会いたかったな下町の当時まだ見ぬメチャメチャ可愛い女の子と!浅草とかさ柴又とか、渋いとこでは月島とか門前仲町とかDeepなところで。いきさつはどうであれ結局、2人暮らしをしたとこでは、転がり込んだり込まれたりだったから、結果自ら出て行ったり追い出されたり・・・ウ~ン痛い!!いろんなことがあったなぁ(爆)。



                                         

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GLAMOROUS SKY       なんかこの曲聞いたら元気出て来るよ若返って!・・・(☆。☆)





Yuna Ito ・ Endless Story   いい曲だから好きな人多いんじゃないかと思う!・・・(^・^)      








劇中「GLAMOROUS SKY」が心地よく聴こえて、「Endless Story」も作品にピッタリだった。2曲とも対照的だったから尚良かった、リズミカルな曲としっとりした曲で。個人的にDVD観るまでは本当に完全になめてた映画です。いい歳したオジサンだけど、今更?&ちょっと乗り遅れてるけど話題になったようだから観てみるか!というきっかけで観たのに、実は普通に面白い。夢に恋する、夢を追いかける・・・なんて言葉を口から発しちゃうと、なんか幼稚に聴こえちゃうんだけど全編に渡ってそれがいい空気感で、気が付けば最後まで見てました。時代は違っても、誰もが迎える10~20代のある一時期に、『夢、こう~なりたい!』っていう単純な理由で恋したり、追い求めたり・・・本人は至って真面目にね、そんな年頃通り過ぎますよね。映画がHITしたのにはどんズバリのその年代の人達の多くが映画を観に足を運んだのでしょう。キラキラ眩しく観れたに違いないでしょう。その後は歳取ったオジサンとオバサンがDVD観賞という流れでしょ(笑)。




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52歳になって思いますよ。夢は自分で勝手に見て、自分で勝手に諦めて。誰のせいでもなく自分で諦めてるんですよ、勝手ですね、簡単ですよね、途中『そんな、簡単でいいのか?そんなモンだったのか?』なんて怒られることも(痛)。その後歳を重ねて、今までの夢に代わるモノを見つけたり、そこにやりがいや生きがいや目標や目的があったら・・・それはまたその人也の新しい夢だと思います。いいじゃないですか!その歳になるまで、いろんなこと乗り越えて、旅の途中だもん、いろんな人と出会って!そう思ったら、人生はきっと楽しく愉しむものであることはもちろん、絶対楽しんだ者勝ちっていう理屈は大いに当たってますよね。よく早川社長も言われてます(笑)。皆さんまた明日からガンバロー!!今思いを馳せる何かは自分の心にありますよね!!お休みなさい。
by tetujin2011 | 2013-03-26 00:20 | 出来事雑感
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